WorkCAN‘s がんアワード


2026 特別審査員
● 大竹 文雄氏 (大阪大学感染症総合教育研究拠点 特任教授)
大竹氏は、「医療現場の行動経済学」の著者として知られ、新型コロナウイルス感染症分科会委員も務めるなど、医療・社会・人の行動を横断する研究を進めてきました。制度だけでは解決できない「人の行動」や「組織文化」の側面からも、企業の取り組みを評価いただきます。

【プロフィール】
1961年京都府生まれ。大阪大学博士(経済学)。大阪大学助手、大阪府立大学講師、大阪大学社会経済研究所教授、大阪大学大学院経済学研究科教授等を経て、2021年から現職。専門は行動経済学・労働経済学。格差問題の実態と原因を実証した著書『日本の不平等―格差社会の幻想と未来』で日本学士院賞、サントリー学芸賞、日経・経済図書文化賞などを受賞。著書に、『医療現場の行動経済学』『実践 医療現場の行動経済学』(東洋経済新報社)のほか、近著『行動経済学の処方箋』(中公新書)をはじめ『競争と公平感』『競争社会の歩き方』(共に中公新書)『行動経済学の使い方』(岩波新書)『あなたを変える行動経済学』『いますぐできる実践行動経済学』(東京書籍)など多数。
● 勅使川原 真衣 氏 (組織開発コンサルタント)
勅使川原氏は、自身の乳がん経験を踏まえながら、「能力」の生きづらさを問い直す発信や、組織開発・人材育成支援を行っています。当事者視点と組織変革の両面から、誰もが働きやすい環境づくりについて審査いただきます。
応援コメント
進行がんを患いながら、包摂を妨げる「能力主義」を再考してきた身として、本取組みへの参画は光栄の限りです。闘病は、普段の仕事や生活では忌避してきた「わからない」「できない」の連続。ただ、それはひとりで闘おうとした場合。できる・できないを超えて、ただ在ることを認めてくれたのは、周りの存在でした。これが生き抜くのではなく、生き合うことなのか、と。対話と共創を通じた、皆さまの熱き挑戦をお聞かせください。

【プロフィール】
組織開発コンサルタント ・著作家
横浜生まれ。東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)、コーン・フェリー・ジャパンでの勤務を経て、2017年に組織開発を専門として独立。個人の能力でなく「関係性」という切り口から、組織をより良くする提案を行う。二児の母。2020年から乳がん闘病中。 初の著書『「能力」の生きづらさをほぐす』(どく社)で紀伊國屋じんぶん大賞2024の8位に入賞。『働くということ 「能力主義」を超えて』(集英社新書)で2024年新書大賞第5位入賞、HRアワード2025書籍部門入賞。その他著書多数。近著に『組織の違和感』(ダイヤモンド社)、『「頭がいい」とは何か』(祥伝社新書)がある。2026年7月に初の小説『「対話」がやってきた』(ホーム社)が発売予定。論壇誌「Voice」や読売新聞「本よみうり堂」での連載のほか、文化放送「武田砂鉄ラジオマガジン」の水曜レギュラー、TBS CROSS DIG「MANAGEMENT Q」やTBSテレビ「Nスタ」コメンテーターとしても発信中。
